オープンシステムKSK2
新しい国税庁の基幹システム(KSK2)が9月24日に稼働を始めました。
システム的には、独自のメインフレーム(汎用大型コンピュータ)から、Javaベースの汎用オープンシステムへ移行したことになります。
稼働からしばらくの間は不具合が発生していましたが、弊所においては、「電子申告できない」といった影響はありませんでした。今後は、「書面中心」の税務行政から、「データ中心」の税務行政に変わることになるのですが、オープンなシステムです。(国にとって)利便性が向上するということは、犯罪者にとっての利便性も向上します。個人的には、今後の不正アクセスやハッキングによる被害等を懸念しています。
ただでさえ、タイムズなどの企業による情報漏洩が頻発している状況です。情報漏れの際の対応策として、報道機関等は、(JICCやCIC、KSCといった)「信用情報機関」への本人申告を推奨していますが、情報を漏洩した企業サイドが一括して行えば済む話です。当然のようにタイムズは行っていませんから、タイムズの対応の悪さばかりが目に付きますが、法的根拠の無い、不必要な個人情報(タイムズの場合は運転免許証の画像)を長期間保存している企業はタイムズだけでは無いでしょう。税務当局は、税務調査の際には何でも欲しがりますから、KSK2においても、同様の事態が発生する可能性を否定出来ません。
(20年前のWebシステムを使用し続けている)タイムズのような意識の低さや脆弱性こそ無いとは思いますが、税務当局においては、法的根拠の無い情報の長期保管はくれぐれも控えるよう、運用を徹底いただきたいものです。





